社員インタビュー
「覚えてくれたんだ」ってお客様が…
そのことがとても嬉しかったんです。
のん太鮨 紙屋町店(広島市)副店長林 一博さん
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1996年11月生まれ
光市出身
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2014年に高校を卒業して
新卒入社
━ フジマに入社したきっかけは?
進学して勉強をするより、早く働いてお金を稼ぎたいと思っていました。
元々、お菓子を作ったり、料理が好きだし、人と話をするのも好きだから、良いかなと思いました。
━ 入社してみてどうでしたか?
正直に言うと、学生のころとは違って遊ぶ時間は限られるし、仕事もキツイなと思ったこともあります。
でも、みっちり教えてもらって、地道に練習も繰り返して、3か月くらいで寿司が握れるようになったときは嬉しかったですね。
━ 今の仕事は?
カウンターに入って寿司を握っています。副店長なので店長のサポートをしたり、店長が不在のときにはお店の管理を任されています。
━ 仕事のやりがいや喜びは?
20歳くらいのときだったと思います。お客様の名前を憶えて、好みもわかったから、言われなくても握って出したら…。「覚えてくれたんだ」って喜んでもらって。そのことがとても嬉しかったんです。
正直、辞めたいと思ったこともあったんです。でも、その頃から楽しいなと感じるようになりました。
それからは、きっかけを作ってお客様とお話をすることも増えて、僕目当てで来てくれる方や、友達を付けてきてくれる方もいらっしゃいます。ちょっと怖い感じに見えた人が、実はとっても優しくて、よくいらっしゃいます。言われなくてもさっとビールを出すと、「にいちゃん、ようわかっとるやん」と喜んでくれます。
━ 職場の雰囲気は?
1年前に実家から通えるお店からここに異動になって、一人暮らしで心細かったけど、店長やパートさんたちが面倒見がよくて、食事にも誘ってもらったりして、早く馴染めました。
会社自体がアットホームな感じですね。他のお店の人とも交流会があったりして、雰囲気はとても良いと思います。
━ 休日の過ごし方は?
普段できない家のことをしたら、昼過ぎから出かけます。サウナに行ったり居酒屋でお酒を飲んだりしています。
━ 就職を控えている方へのメッセージ
僕は高卒で就職して、仕事に関する知識はなかったけど、会社の色んな人が親切に教えてくれたから頑張れました。みなさんが助けてくれるので、心配いりませんと言いたいですね。
インタビューを終えて(記者の感想)
人とお話をするのが本当に楽しそうな林さんでした。人の名前を覚えるのが得意なのだとか。
お客様のオーダーを先回りして、お客様を喜ばせる。それが何よりも楽しい。
そんな林さにとっては、今の仕事が天職なのかなと感じました。
林さんが勤務する「のん太鮨・紙屋町店」は外国人客も多くて業績好調。
社内大会で1等賞を、2年連続で獲得しています。
「業績が良いのは店長のチカラです」と謙遜する林さんは、店長のことを「尊敬しています」と答えてくれました。